2012/05/14

胃カメラと大腸カメラ

ピコピコな内容ではなく健康診断的な内容ですが、だれかの為になる可能性があるので書いてみます。
(鉛筆、鼻からの胃カメラ、口からの胃カメラ、大腸カメラ)


なんかここ数年、どうも胃が痛くなることが多い。そして、もともと便秘がちなんだけど、ちょっと便秘っぽくなると腸っぽいところも痛くなる。(おなかが痛いときそこが胃なのか腸なのかいつもはっきり分からない。。)

1ヶ月ほど前から胃が痛くなり、大好きな珈琲もやめ、食事も消化に良いものに制限をして量も減らし、という生活改善をしてみましたが、便秘は継続してて改善せず、胃も痛い日があるので、このさい検査してみようと思い立ったわけです。


人間ドック?

フリーランスになったことだし、健康診断は自分で行かねばということで、普通の健康診断という選択肢もあったのですが、今回は特に胃腸について知りたいと言うことで、最初は人間ドックに行こうかと思いました。で調べたところ、結構高い。

胃カメラも大腸カメラもあるやつは、一泊で10万クラス。ちょっとさすがにキツイということで、胃カメラと大腸カメラに特化して受けられるものを探しました。
すると、近場にいいところが。

なんとここは、トップクラスに痛くない内視鏡検査で有名なところ。家からいける範囲で、ちょうど良さそうな病院と言うことで、決めたんですが、そんなに良い病院だったとはラッキーです。

調べまくったところ、大腸カメラをやったら、ポリープが見つかってその場で内視鏡使ってポリープを切ってしまうという記事とかをみて、やや不安になりました。
でも、ポリープがあるなら、日を改めてとかよりも良いし!ということで、いろんな気持ちで複雑でした。

前日

そして、ついに前日がやってきました。
まずは、前日から食事制限があります。自分でおかゆなどを用意するパターンもあるようですが、不安だったので、レトルトの前日セットを病院で購入しておいたので、それを食べます。

これが、なんか量が少ないんです。。。
でも、朝食、昼食、夕食とは別に間食ってのがあって、救われました。
とはいえ、夕食はポテトスープだけ。。。

前日の午後9時には病院でもらってきた、下剤2種類とマグコロールPという腸をキレイにする薬を飲みます。マグコロールPは、この日の分はコップいっぱいに水で溶かして飲むヤツです。濃いポカリスエットのような感じで、飲みやすかったです。下剤は、6時間ぐらいかけて効くヤツらしく、その日は寝るまでにトイレに行くことはなくPM11に寝ました。
でも、夜中AM1時にトイレに行きたくなり起きました。
前日食べた分の便がでた瞬間、水のような便がでました。詰まってたものがとれて一気に出たんでしょうね。
マグコロールPというのは、こういうものらしく、腸を洗う感じなんですね。

当日

さて、ついに当日。朝6時から薬を飲む指示があったので、5時50分起床。マグコロールPの1.8リットルタイプのものに水を入れてきます。1.8リットルもポカリもどきのようなヤツを飲むんです。2時間かけて。なので、15分ごとにコップいっぱいぐらい飲めば良さそうと言うことで、飲みました。前半は、結構余裕なんですが、途中からトイレに行くことになるので、ややバタバタ。でも、おなか壊して下痢になるのとは違って、おなかは痛くないです。なんかおしりからおしっこがでるみたいな感じ。

最後の方は、ほんとに水みたいなのが出るようになりました。7~8回ほどトイレ行きました。

病院

病院へは、車で行った方が便利ですが、麻酔のようなものをつかうので、帰りは運転できないと言うことで、妻に協力してもらいました。子供が5ヶ月なので、ららぽーとへ早朝からお出かけするような感じで出発。
移動途中にトイレに行きたくなったら困るなーと思ってましたが、その頃は落ち着いてて強烈に行きたくなるほどではなく、病院へ到着。
着いたら、早速看護士のお姉さんに、「トイレに行ってくださいね。便が出たらナースコール押してください。」と言われました。
そうなんです。最後の便は、看護士の方に確認してもらうシステムなんです。ちゃんと腸内がきれいになってるか確認するということですね。なんとなく恥ずかしいですが、別にくさくも何ともない水のような便なので、案外普通でした。

無事OKをもらい、次は着替えです。
紙のパンツのようなものをはいて、上はTシャツ一枚。普通の男用のパンツの前と後ろが逆のような感じで、おしりの部分が開くようになってます。

で、次は点滴。最初の点滴はなにかわかりませんが、栄養みたいなやつかな。それをうちつつ、鼻に麻酔。そう、今回は鼻からの胃カメラです。

カメラ挿入

ついに自分の番が回ってきました。なんか台車みたいなあれに乗せられてるので、横向きに寝たまま運ばれていきます。
「はい、こんにちはー」とか看護士の人たちに挨拶されます。女性が何人も居ますね。案外このときは恥ずかしいという気持ちはなく、「こんにちはーよろしくお願いしますー」という感じで。
すると、技師の方が登場。なんかイケメンな雰囲気の人でした。美人女医とかじゃなくてよかったです。
挨拶をして、優しい言葉をかけられ、おしりになんかヌルヌルのやつをぬられました。その後、点滴のところから「薬を入れますねー」と鎮静剤かなにかを入れられました。これは入っていくのが分かる感じで、クラっときます。

目の前にモニターがあるので、胃の中の様子がみれました。
鼻からの胃カメラは全然痛くなくて、楽ちんです。きっと技師の方も上手なんでしょう。
あっという間に終了。

その後、腸です。こちらも、案外スムーズで、全く痛くなくどんどん入っていきます。最初に奥の方まで入れて、抜きながら見ていくようです。こちらも胃カメラよりは長かったですが、すぐに終了。途中では、「この辺が赤いですねー。でも大丈夫ですよー」なんて声をかけられ、こちらも「痛くないですねー」とか話す余裕がありました。

終了し、運ばれていきます。「お疲れ様でしたー」と仕事が終わったときのような声をかけられ、着替えた場所に無事帰還。最初の看護士さんが来て、「少し休んでくださいね。また来ます」と。鎮静剤が効いてるから、立ち上がれないんでしょう。確かに、鼻を拭こうと部屋にあったティッシュをとったときに、クラクラっとしました。ちょっと気持ちよくもある感じです。酒は飲めないので経験はないですが、酒に酔った時のような感じでしょうか。

しばらく、クラクラを楽しんでうつらうつらとしてたら、看護士さんが戻ってきて、結果の用紙を渡してくれました。後で先生から説明があるとのことで、着替えてくださいとの指示。水は30分後から飲めて、食事は2時間後からOKとのこと。ポリープなどはなかったので、よかったです。ポリープを切ってたら、もっと食事制限があったりと大変だったんだと思います。

胃には炎症が見受けられたようで、プラス、逆流性食道炎的なのになってるようでした。ただし、どちらも軽いそうで、念のため薬を出してもらいました。腸の方も直腸に炎症があったそうですが、これは、もしかしたら下剤の関係で炎症したのかもしれないということで、こちらも軽いとのこと。ピロリ菌も調べてもらいましたが、こちらも陰性。

結果

結局、炎症はあるけど軽いということで、ピロリもなく健康に近い状態で嬉しいのですが、ちょいちょいなる胃炎は、どうして?と疑問が残る結果。
普通に食生活など生活スタイルの改善が必要なんだなという結論になりそうです。

こちらの先生が書いた本をプレゼントされ、あと以下のパンフレットをもらいました。


とにかくこれらを読んで分かったのは、以下のこと。
・規則正しい食生活(朝、昼、夜を毎日同じ時間に食べる)
・食べ過ぎしない
・脂質の多いものや香辛料を控える
・コーヒーなどの刺激物をなるべく摂らない
・喫煙、過度な飲酒をやめる(これはどちらも元々ナシ)
・適度な運動
・睡眠は7~8時間
・ストレスの解消(休みを取る)

結局コーヒーはあまり飲めず、最近の生活をより規則正しく行うのが一番良さそうです。明らかに足りないのは、運動かな。運動しよ。


2 件のコメント:

  1. 明日ららぽーとクリニックで大腸と胃の両方を受ける者です。
    初めてなのでとても不安でしたが、こちらで詳しい経過を知ることができて、少し不安が和らぎました。
    ありがとうございました。

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  2. ミルパパさん。
    お役に立てたようで良かったです。最初の下剤を飲まれた頃でしょうか。
    明日の下剤は大変だとおもいますが、頑張ってください!

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