2011/11/01

fuwapica in 感覚ミュージアム 後編

きのうからメンテで来ている感覚ミュージアムですが、今日はバルーンの交換やセンサーの調整など行いました。そこで、いろいろ写真撮ってきたので、紹介してみます。

約8年前に納品したfuwapicaですが、当時の我々のこだわりはなかなかすごいです。昔の自分たちの仕事が良い刺激になったような、そんな気分です。

まず、sofaのほうですが、実はバルーンをはずすと下にLEDが仕込まれています。
当時は何でも手作りだったので、手作りの基板に砲弾型のLEDを半田付けして灯具から作っていました。アクリルの板を敷いて、その上にバルーンを設置という構成。

中身はこんな感じ。青色LEDと緑色LEDの2色構成です。

LED、配線、エアーホース。これぞfuwapicaです。

このfuwapica sofaには、豪華メンテナンスツールが付属しています。
これ、実はエアーを注入するためのスイッチなんです。
注入用のポンプが設置されていて、このスイッチ盤を操作すると、任意のバルーンに空気を注入できるようになっています!

そのため、内部には電磁弁(エアーのON/OFF制御するパーツ)まであります!リッチ!

清掃とバルーン交換をしてきました。
このしぼんだバルーンは、先ほどのスイッチ操作で膨らませるわけです。

バルーン交換完了し、空気をなじませるという行程中。
スイッチ盤活躍です。

こちらは、Wallの制御基板。納品時からノーメンテの優等生です。
今日8年ぶりにセンサーのバランス調整しておきました。細かい調整はMac上で動くコントロールソフトで自動補正しているので、ざっくり調整を基板上で行います。

明るいところで見ると、こんな感じ。バルーンは白の半透明。

sofaの方も同じ素材です。真ん中の円筒形バルーンが、結構大きいです。
にょろっと出てるチューブを経由して内部の空気圧を計測しています。
空気圧センサーを使っています。
この当時使っていたセンサーは、秋葉原の千石電商で買ってました。

今回のメンテを通じて感じたこと。
作ったものとしての嬉しい驚きとしては、驚きの8年動作を実現した基板、ソフトに感動です。基板は入れ替えていないので、これからも動作してもらいますので、10年動作へのチャレンジ継続中ですね。Macは今回でIntelチップのニューマシンに入れ替わりましたが。

感覚ミュージアム、是非近くに行かれた際にはお立ち寄りください。

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